結婚式の二次会の幹事を友人に頼むとき、どのように頼めばよいのか悩みますよね。
「こうやればよい」といった決まった方法がないので、ネットで調べても回答は様々です。
ここでは参考のため、友だちに幹事をお願いするときに気を付けておくべきポイントを紹介します。
幹事の依頼と顔合わせ
新郎側、新婦側から、1名ずつ(できれば補佐としてもう一名ずつ)幹事を選びます。できるだけ、人付き合いが上手く気を使え、顔の広い人を選びましょう。
挙式の3か月前には幹事をお願いし、新郎新婦と幹事同士で顔合わせの場を用意します。
新郎新婦が費用を負担して、食事会の形で顔合わせするのがよいと思います。
幹事にお願いする部分を明確にする
顔合わせの席で、幹事にどこまで負担してもらうのかはっきり示す必要があります。
大きくわけて3つのパターンがあります。
会場の手配や会費の設定まで幹事に頼む
ほぼ全てを幹事に依頼する形です。新郎新婦からお願いしていますが、形式上は友人(幹事)が主催した二次会という形になります。
参加者から会場や会費についての不満がでたら、幹事の責任になってしまうことに注意しましょう。
会場と会費は新郎新婦が決める
一番オーソドックスな方法です。
幹事にお願いするのは、二次会で行うゲームなどの企画、景品の購入、当日の司会進行と会計ということになります。
当日の司会進行と会計だけをお願いする
ゲームや景品も新郎新婦が決めて、当日の司会進行と会計を幹事にお願いするパターンです。
金銭面がシンプルになるので、気を使うことが少なくなります。
費用負担を明確にする
特に幹事に任せる部分が大きいほど、費用をしっかり決めておく必要があります。
「幹事は二次会会費を負担しない」「新郎新婦も二次会会費を払う」「景品は全額新郎新婦が負担する」「会費はあまらないように設定し追加費用が出れば新郎新婦が負担する」
これらの点は、幹事が決めることができないので、最初からはっきりしておかないといけません。
また、景品の購入も幹事にお願いする場合、景品の予算を示してその費用を先渡ししておく必要があります。
出席者名簿の提供
新郎新婦は二次会の出席者を幹事に知らせる必要があります。
このとき同時に、新郎新婦との関係やエピソードなどを紙に記しておきます。また詳細でなくてもいいので性格も書いておきます。
これは、幹事が司会しているときに、誰に話を振ればいいのかわかるようにしておくためです。
最終打ち合わせ
式の一か月前くらいに、もう一度顔合わせをしておきましょう。具体的な二次会の進行方法を共有するためです。
また、この時期になると幹事の方から、新郎新婦に確認しておきたいことが出てくるはずなので、それに答える場としても大切です。